粛々と

心の置き場

眠る彼に口づけを

昨夜、なかなか寝付けず寝返りを繰り返していると隣から安定した寝息が聞こえていた。

起き上がり様子を見てみると、セミシングルのマットレスを二つ並べたベッドの上で、彼は私を避けるよう反対側の端に真っ直ぐ、仰向けに寝ている。熟睡しているようだ。

ふと、眠れない私の横でぐっすり眠る彼にいたずらをしようと思い立ち、彼の顔にそっと自分の顔を近づけてみる。なんの反応もない。


唇を合わせようと更に顔を近づけると、ぱちっと彼の目が開いた。

わ、と私が驚き声を出すのと同時に、彼は「むんっ」という掛け声とともに私の顔を振り払った。
痛いんだけど、と声をかけると返事がない。すぐにまた眠ってしまったようだった。


くそ、なんで仕打ちだ。私は諦めず、次は彼の横に寝転がって彼を抱きしめようと、彼の体に手を回した。

パチンっ

次は無言で手を弾かれた。
酷すぎる。私は諦めて一人で眠りについた。



という話を朝彼にしたら、「どうりで!体がギシギシすると思ったらハルちゃんが抱きしめてきたからだね」と笑いながら言った。そもそも昨夜のことを何も覚えていないらしい。

抱きしめようとしたら手を弾かれたんだってと再度説明すると、でも体が痛いよおかしいなと言う。まるで私が子泣き爺かのような扱いだ。



昨夜私が不貞腐れて寝る前、「ナツくん、そんな端っこで寝ると落っこちちゃうから真ん中においで」と彼に声をかけると、う〜と言いながら彼は上半身だけ真ん中に寄せた。下半身は端のままだ。きっと斜めに寝ていたから体が痛いのだろうが、結局私のせいにされるので黙っておくことにした。

オンライン飲み会をしているのはリア充

ステイホーム週間の今、オンライン飲み会が流行っているらしい。
私は普段から友達はいないと自虐しているが、実は学生時代からの付き合いで定期的に会う友人は片手ほどいる。もしかして友人からオンライン飲み会のお誘いが来るのでは、なんて思っていたが恐ろしくなんの連絡もない。長期休暇が始まってからきた連絡は、父母、そして弟(途中で既読スルーされた)だけである。
前の会社の先輩達とは長期連休の度に飲みに行っていたが、今回は延期だねという連絡がきた。
みんな子育てで忙しいのだろうか。それともライフステージが変わって、私のことなんて忘れちゃったのか。ちょっと寂しい気もするが、友人達はInstagramは更新しているので私も元気だよという意味を込めてイイネを押す。


ちなみに同居人はお母様と妹さんからしか連絡がきていないようだ。こういう時に似たものカップルだとストレスが軽減されていい。


彼はソファ、私は床に寝転がり無言でスマホをいじる時間が長くなるが悪くくないどころか意外と居心地が良いなと思うGW中盤。残り半分何しよう。

旦那を息子みたいに可愛がる妻

「最近結婚してマンションを買った友達がいるんですけど」


という言い出しで始まった、ファミレスで隣の席に座っていた知らない女2人組の会話をなんとなく聞いていた。

どうやらその女は、友達が結婚して旦那さん中心になっていくのが気に入らないよう。

「旦那のご飯作らなきゃって早々に帰っていくんですけど、

〜中略〜

だいたい旦那のご飯作るの遅くなったって死にゃしねーよって話ですよ」


話している女の連れのもう1人のは既婚者らしく、否定も肯定もせずにうんうんと聞いていた。


「旦那を自分の息子みたいに可愛がる女まじ無理」



ーーーーー



その女友達は本当に旦那のために早く帰ったのか。


私自身アラサーになって、周りの友人はほぼ既婚、なんならほぼ子持ちという状況。


もちろん話が合わない。


旦那さんへの不満や子育ての大変さを、「うんうんそうなんだ、大変だね、頑張ってるね」と聞いている。


私とは違うライフステージにいる友人たちの話に共感することは難しい。フルタイムでガッツリ働いている私は、むしろ旦那さん寄りになってしまう。


否定せず、肯定しすぎず。



ファミレスの彼女の友人は旦那のご飯を理由に早く切り上げたのではないだろうか。

旦那さんのご飯が必要ならカレーなりシチューなりを作り置きしても良いし、お弁当買っても良いし…。



女友達の中で独身振りかざして持論の毒舌を披露しても良いことはない。



みんな家庭持ったら変わるんだよなあ。

若いつもりでいたけど5歳差は大きい

同僚に「そういえば〇〇さんこの前セカンドバック買ったって言ってたけどさ」と話しかけたら、?な顔をされた。同僚は少し考えてから「ああ、クラッチバックですね」と訂正してきた。


セカンドバックもクラッチバックも一緒じゃない?

私29歳女、同僚24歳男。ジェネレーションを感じるぜ。でも同じものでしょ、取手のないバック。


その同僚がつい先日、とある先輩が僕に対して塩対応なんですと自信なさげに言ってきた。その人は私にも塩対応だ。誰にでもそういう人だって思っておけばいいんじゃないと言ったらそういうもんですかと言っていたが、そういうもんだろう。

私が24歳だったら気にしていたかもしれない。実際前職の上司にゴミを見るような目で見られていたことをずっと気にしていた。そうやって20代半ばは周りからの評価を気にしつつ些細なことで凹んでいたが、今はあまり気にならなくなった。というか気にしないようになった。


5年あれば価値観、考え方も随分変わる。良い方に変わっていたら良いのだけれど。図々しいおばさんに一歩ずつ近付いている気がする。

まともなレビューを書いてくれ

私は基本的に楽天で買い物をしている。レビューも一通り目を通すが本当にがっかりするぐらい参考にならないものが多い。


『まだ使っていませんが、期待を込めて星4つで』
→お前の期待なんぞ聞いておらん。使用感を書いてくれ!


『注文してから5日で届きました。まだ使用していません』
→だから使用感を…!


『お店の対応が悪い、もう買いません』
→それは商品のレビューではない


圧倒的に多いのは期待を込めてという内容。お店側がレビューを書いたらおまけプレゼントのキャンペーンをしていたり、楽天からやたらレビューを書いてくれとメールが来ることが原因だろう。
数百件レビューあって星4.5でもほとんど使用していない人の評価じゃ意味がないのではないかと思う。


私は悪い評価を見てから買いたい派なので、Amazonのようにいい評価も悪い評価が表示されたり、この評価が参考になったというボタンが欲しい。


楽天スーパーセールも始まったので、たくさんお買い物したい気持ち。
しかし最近のSPUの改悪が解せん。

一度上げた生活レベルは下がらない

29歳独身女。
彼氏と同居中で、お金がないが口癖だが2人とも年齢の平均ほどは稼いでいる。特別な贅沢はできないがちょっとした贅沢はできるし、生活には困っていない。


2人で生活していて考えるのは将来のこと。将来子供が生まれたとして、養えるのか。


専業主婦の友人は22歳頃に同級生の彼氏と授かり婚をし、直ぐに家を買った。
その後更に子供が2人生まれ、今は5人家族。子供がまだ小さいため、旦那さんだけの稼ぎで生活している。友人は元々働いていた会社では産休育休が取れなかったようで、出産を機に退職している。正社員でフルタイム勤務に戻る予定はないそうだ。


友人の旦那さんが勤めている会社と仕事内容、年齢から考えると私と彼氏2人の収入よりは少ないはずだ。だが旦那さん1人で家族を養っている。

旦那さんの収入だけで、家のローンに去年友人が買い換えた新車のローン(もしかしたら車はローンじゃないかもしれないが)を払いつつ妻と未就学児3人を養うことができるのだから、私たちだって生活できるはずだ。
私が今勤めている会社は産休育休制度が整っているから、お休み中も多少収入がある。


しかし子育てしながら生活できる気がしない。今2人でちょうどいい生活をしているからだ。

生活のためにまず無くすのはちょっとした贅沢だろう。いつも買っているトロピカーナの100%オレンジジュースは辞めてお茶か水になるのかもしれないし、2人で時々行くちょっと高級な焼肉屋さんは豚バラ肉に変わるのかもしれない。

彼氏の外車と私の排気量が大きい乗用車は売って軽自動車にする必要もあるだろう。


そこまでして子供が欲しいかと言われると今はNO。2人でそこそこに暮らそうぜという結論になった。


独身が長くなると贅沢と自由を覚えてしまう。

一度上げた生活レベルを下げるのは困難だ。今後収入が増えても今の生活をキープしつつ、将来に備えたい。

なんのために生きているのか

人間はなんのために生きているのか考えていた。悩んだ結果、種の繁栄のために生きているのだろうという結論に至った。子孫繁栄。草木だって種を残している。


しかし私はどうかというと、子供がいないどころか繁栄のための活動すら久しくしていない。では私はなんのために生きているのか。ただただ時間と金を浪費している。

若い頃は当たり前に、20代前半で結婚して20代半ばで1人目、3年ぐらい開けて2人目が欲しいナなんて思っていたが、気が付いたら29歳。29歳とは絶妙な歳だ。子供の欲しい女性なら焦りが出る年頃だろう。子供が欲しい彼女といらない彼氏が揉めて別れるのもこれぐらいの年齢ではないだろうか。私は今のところ子供は欲しいとは思わないので、彼氏と種の繁栄のための活動が行われていなくても特に揉め事はなく平和に過ごしている。しかし私が出した結論、人は種の繁栄のために生きているのなら繁栄させようと努力しない私はもしかして人間ではないのかもしれない。妖怪なの?妖怪ばばあなの?


なぜ子供が欲しいと思えないというといくつか理由はあるが、一つ目は経済面。
子供育てってとってもお金かかる。こんなご時世だし大学まで行ってもらいたい。2人でフルタイムで働いてたまに贅沢ができるレベルの暮らしなのに、私が時短になって家族3人で生きていけるのか。贅沢しなければ生きていけるのだろうけど。というか私は働きながら子育てできるのだろうか。

二つ目は精神面。
私みたいな人間に育てられて子供は幸せなのだろうか。こんな世の中ポイズンだ。子供たちが生きるこれからの世の中は暮らしやすいのだろうかと心配だし、というか私は働きながら子育てできる気がしない。ほんと命削るわ。世の中は共過去お金があればシッターさんやハウスキーパーさん頼めるから心にも余裕ができるのかな。

三つ目は障害のリスク。
もし重い障害を持って生まれてきた場合、育てられるのだろうか。私は仕事を辞めないといけなくなるだろう。これは大体はお金で解決しそうだけど、後は精神面。



子供がいると大人2人のように身軽には動けない。もちろん得るものが多いのは分かるが失うものも多いだろう。友人たちはポンポン子供を産んでいるが、産む前と産んだ後の生活の違いについて考えているのだろうか。

母にそんな悩みを打ち明けると、お母さん子供産むときそんな深く考えなかった〜と言っていた。細かいことを考えずに子供を産んで繁栄させていくことが人間の生きる意味であって、でもそれをしない私も生きている。


つまり結局世の中お金だ。
近所のコンビニに当店から宝くじ1等当選出ましたという旗が立っていた。その人は今どんな生活をしているのだろうか。